Wednesday, November 27, 2013

物が何もない部屋にて


このクイーンズのウッドサイドに自分の城を構えてからもう7年以上にもなる。

俺の部屋には必要最低限の物しかない。

もう10年程前に今まで持っていたクズみたいなガラクタを全て処理した。

人にあげたり捨てたり売ったりだ。


ベッドとカウチとテーブルと椅子が2つ。

これら全ては人に貰ったか撮影で使った物だ。

結構しっかりした良いブランドだ。

後はHDの42インチのTVとマックのラップトップ。

壁にも何にも飾らない。

見事に何もない。


クロゼットの中も最低限の物しかない。

ただし持ってる服と靴は全て極上だ。

極上のシャツが数枚。

極上のカシミアのセーターが数枚。

極上のコートが一着。

極上のジーンズが一本。

極上のスーツとネクタイが一つずつ。

極上の靴が2足。

極上の旅行カバン。

そして金色に輝くアメリカのパスポート。

後それ以外は現場での作業服と捨てれない重要な書類のみ。


食器類も最低限の数しかない。

要らないんだよね『生きいく』のに物ってさ。

みんなクズみたいなガラクタに踊らされ『欲しい、欲しい』と泣き叫んで買いまくる。

何億も稼いでいて家を持ってるならまだしもだ。

『極上で最高の物』が数量づつ揃ってればいいんだよね。

極上の物はまず壊れない。

壊れてもリペアーがきく。

そして極上な物は飽きない。

俺も30代前半まではそこそこの無駄金を使ってこういった事をてめぇーで学んだ。


旅をして思うんだけどホテルって妙に落ち着くんだよね。

俺の部屋のモチーフはホテルかモーテルを意識している。

この先この街ニューヨークでの撮影って仕事もいつか終わりが来るかもしれない。

だからいつ何時でもここを出れるような気構えはある。

毎日ニューヨークに『出稼ぎに来てる』っていう緊張感を持って生きている。

この結構良いモーテルに泊りながら(笑)。

今年のサンクスギビングはあいにくの雨だ。

俺の部屋から見える大都会のどす黒く曇ったしょっぱい空。

まあでもこの景色もそんなに悪くないんだ(笑)。






2 comments:

Anonymous said...

Keeping it simple, throw away the "extras"--that is great!

Great learning lesson that we
should all abide by...


Doug in Tokyo

Junji Ono(aka JunG) said...

Thanks, Doug!!! When r u coming back to the States?